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【Column】4/12(日)

一夜で村が消える。
数家族が集団で蒸発する。
田畑の耕作をやめ、家屋敷を捨てる。
都会に出て、雇われ仕事に就く。
あとには荒れた土地が残る。
中世から江戸末期まで、農村で見られた逃散の光景だ。
重税に苦しみ、凶作や飢饉などで追い詰められての行動だった。

最近の研究によると、年貢が軽いなどの好条件や豊かな生活を求めての移住「走り」も多かったらしい。
大事な労働力が減ると、収入も減る。
藩主や領主は、来る者を年貢軽減などで積極的に迎い入れ、去った者はどこまでも追いかけた。
返すように他の領主とも交渉したという。

いまは民主主義の世の中だ。
自分たちの手で知事や市長を選べる。
政策も変えられる。
住民は逃散や走りなどの行動にでなくてすむ。
だが、町や村はゆっくりと消えていく。
少子化などで人口が減少しているからだ。
将来は、日本の市町村の半数が消滅する可能性があるとの試算もある。
地方経済の疲弊も進んでいる。

事態を変えるはずの政治が劣化している。
市長は多選が多く議員はなり手が少ない。
統一地方選は好機だが、最近の投票率は5割前後と関心薄い。
1947年4月の第1回は7割を超えていた。
占領下、自治への期待が大きかったのだろう。
自ら地域に活力を取り戻す。
その思いを込めた一票を今日こそは投じたい。

疲弊:経済状態などが悪化して活力をなくしてしまうこと
多選:同じ人が当選または選出されること。主に地方自治体の首長(都道府県知事・市区町村長)選挙で使われる
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